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今回は、
2025年と2026年の干支の意味を株式市場に当てはめながら、
株式相場を予想していきます。
2025年の干支は乙巳(きのと・み)、2026年の丙午(ひのえ・うま)です。それぞれ干支の持つ意味を確認すると面白いことがわかりました。
※過去の迷信等が含まれますので、参考程度でお願いします。
① 乙巳の意味に沿って株式市場を説明
乙巳は次の要素で構成されています。
- 乙:陰の木
若木、成長途中、柔軟、外からは見えにくい力 - 巳:変化、脱皮、内側に熱を溜める段階
乙巳とは、
表面的には穏やかだが、
内部では確実に変化が進んでいる状態
を表します。
株式市場に当てはめると、
乙巳の相場は爆発力よりも持続力が特徴です。
- 上昇は急ではない
- 押し目が入りやすい
- 常に疑いが残る
- 楽観一色にならない
この「疑いながら進む」空気こそが、
乙巳相場の本質です。
② 乙巳の意味に沿った株式市場での具体的な出来事
乙巳的な相場では、次のような現象が起こりやすくなります。
● 成長テーマはあるが、評価は割れる
- 新技術や新市場が注目される →AI関連が注目が高かったと思います。
- ただし将来性については意見が分かれる
- 株価は上下しながらも、じわじわ切り上がる
● 主役銘柄が固定されない
- 相場の中心が頻繁に入れ替わる
- 「これが本命」と言い切れない
- 出来高は増えきらない
● 調整局面での底堅さ
- 悪材料が出ても致命傷にならない
- 下げたところで買いが入りやすい
- 投資家が常に「次」を見ている
これらはすべて、
エネルギーが外に出ず、内側に溜まっている状態を示しています。
どうでしょうか。肌感覚としては結構当てはまっていることが多いと私は思います。
③ 丙午の意味に沿って株式市場を説明する
丙午は、乙巳とは対照的な性質を持ちます。
- 丙:陽の火
表に出る、照らす、拡散するエネルギー - 午:正午、ピーク
勢いの最高潮、頂点
丙午とは、
溜めてきたエネルギーが
一気に可視化される状態
株式市場では、
テーマ・期待・資金が一方向に集中する相場になりやすくなります。
- 上昇のスピードが速くなる
- 相場の主役がはっきりする
- 疑いの声が減る
- 「持っていないと不安」という空気が広がる
相場は最も強く見えますが、
同時に最も脆くなる局面でもあります。
④ 丙午の意味に沿って想定される株式市場の具体的な出来事
丙午的な相場では、次のような動きが想定されます。
● テーマの一点集中
- 特定の成長テーマに資金が集中
- 関連銘柄が連鎖的に急騰
- 指数は強いが、上昇銘柄は限定的
● 好材料で天井をつけやすい
- 最高益決算でも株価が伸びない
- ガイダンスが期待未達で急落
- 「材料出尽くし」が頻発する
● ボラティリティの急上昇
- 1日の値幅が大きくなる
- 急騰と急落が隣り合う
- 感情的な売買が増える
これは、
期待が使い切られる過程そのものです。
⑤ 乙巳 → 丙午の相場連続性から想定されること
重要なのは、
乙巳と丙午は別々の相場ではないという点です。
- 乙巳:疑いながら育てる相場
- 丙午:確信とともに燃え上がる(燃え尽きる?)相場
2025年に静かに積み上がった評価や構造が、
2026年に「正解だった」と認識された瞬間、
市場は一気に楽観へ傾きます。
この連続性から想定されるのは、
- 丙午ではピークが複数回訪れやすい
- 上昇と調整の振れ幅が大きくなる
- 遅れて参加した資金ほどリスクが高くなる
という相場展開です。
⑥ まとめ
乙巳から丙午への流れを、
株式市場の言葉でまとめるとこうなります。
静かに育て、
確信とともに燃え上がる相場
- 地味な年ほど、次は派手になりやすい
- 疑いが消えたとき、相場は最も危うい
- 最後に問われるのは、分析力より距離感
総じて言えば、リスクが高まる年になりそうです。
(ここで言うリスクとは、危険が高い ではなく、変動が大きくなる ということです。)
そして、これは間違いないと感じた時が一番危ないと言うことになります。
相場を読むうえで重要なのは、
値動きそのものよりも、
市場の空気がどこにあるかを感じ取ることです。
乙巳と丙午を連続した流れとして捉える視点は、
その空気を読むための一つの有効なヒントになります。
※本記事は個人的なテクニカル分析であり、投資判断を推奨するものではありません。
最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

