今回は、
ビットコイン(BTC/USD)週足チャート
ナスダック総合指数(NASDAQ)週足チャート
この2つの写真をもとに、現在の相場構造と今後のシナリオについて整理します。
あくまで個人的なテクニカル分析に基づく仮説ですが、
両市場に共通する重要なパターンが見え始めています。
① ビットコイン週足チャート:三尊天井形成の可能性
1枚目の写真は、ビットコインの週足チャートです。

私の見立てでは、
このチャートは**三尊天井(ヘッド・アンド・ショルダーズ)**を形成しつつある局面に見えます。
現在の位置づけ
- 左ショルダー:すでに形成済み
- ヘッド(中央の高値):明確に確認できる
- 現在:2つ目の谷(ネックライン付近)
- これから:最後の山(右ショルダー)を作ろうとしている段階
三尊天井は、
強気相場から弱気相場へ転換する代表的なチャートパターンです。
特に週足レベルで形成される場合、
一度崩れると調整幅・調整期間ともに大きくなりやすい点が特徴です。
現時点ではまだ「確定」ではありませんが、
最後の山を作ったあとにネックラインを割るかどうかが、
今後の中長期トレンドを左右する重要なポイントになります。
② ナスダック週足チャート:ビットコインの“2ヶ月遅れ”
2枚目は、ナスダック総合指数の週足チャートです。

ここで注目しているのは、
ナスダックはビットコインに対して、約2ヶ月遅れて上昇・下落する傾向がある
という点です。
これは、
- リスク資産としての性質が近い
- 流動性の変化が段階的に波及する
といった理由から、過去にも何度か観測されています。
ナスダック側のシナリオ
ナスダックのチャートも、
三尊天井を想定できる形に見えます。
ビットコインの動きを先行指標とすると、
- 2月ごろに一度底打ち
- 6月前後に再度ピーク(右ショルダー)
- その後、本格的な下落が始まる可能性
という時間軸の仮説が成り立ちます。
これは、
「ビットコイン → 約2ヶ月遅れてナスダック」
という関係性を前提にしたシナリオです。
③ なぜこの2つを同時に見るのか
ビットコインとナスダックは、
- 投機資金の動き
- 金融緩和・引き締めの影響
- リスクオン/リスクオフの切り替え
といった点で、同じ流れの中にある市場です。
そのため、
- ビットコインを「先行指標」
- ナスダックを「確認指標」
として同時に見ることで、
相場の転換点を立体的に捉えることができます。
④ まとめ:今は「楽観よりも構造を見る局面」
現時点では、
- すぐに暴落する、という話ではない
- しかし、天井圏特有の構造が揃い始めている
という段階だと考えています。
特に重要なのは、
- 「どこまで上がるか」より
- 「どんな形で上がっているか」
三尊天井は、
市場参加者の心理が徐々に弱くなる過程を表すパターンです。
2026年前半に向けては、
強気一辺倒ではなく、
リスク管理を意識したポジション取りが重要な局面に入りつつあると見ています。
※本記事は個人的なテクニカル分析であり、投資判断を推奨するものではありません。
最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

